板倉は大切なものを守る伝統構法です

「板倉構法」とはとても簡単な構法です。決まり事は、柱と柱の間にスギの厚板を落し込むだけのとてもシンプルな構造体です。

「板倉造りの家」はどれが本物でどれが偽物という境界線はありません。作り手の想い、施主の想い、それぞれの想いによって出来あがる形はさまざまです。

スギの床は冬に裸足で歩いても冷たくなく、夏は裸足で歩いてもベトベトせずサラサラしているので、一年中足の裏は快適です。

スギの厚い板は、部屋の湿度を自然にコントロールをしてくれます。生活の音や話し声が不思議ですけど、やわらかく聞こえます。

数字に現すことのできないスギの性能はどういったらいいのか、体感してみないとわかりません。スギの厚板は遮熱性能・断熱性能・調湿性能の3つのソコソコの性能が、ソコソコ心地よく感じるのだと私は思います。

世の中には、いろいろな断熱材や断熱工法などがあふれています。断熱材を良く理解し、ただしい施工をしないと意味のない物になってしまいます。断熱のことと気密のことが表に出てきますが、住む人と家財、そして建物の為には湿度がとても重要です。エアコンばかりにそれを頼るのはあまりお勧めできません。

 

・発泡スチロールの箱は高断熱ですが、調湿効果はありません

・グラスウールで箱を作ったとします、通気をしてしまう為、断熱にはなりません

・コンクリートの箱は、コンクリートを暖めたり冷やすのに時間がかかります

・スギの箱は、発泡スチロールより断熱性能は劣りますが、調湿をしてくれます

 

代表的な住宅として用意されている箱の種類です。快適に暮らすにはどの箱がいいのかいろいろ体感してみてください。毎日暮らす場所ですから。

2017-04-10 | Posted in 板倉の家とはNo Comments » 

関連記事